転職活動の面接の中で「他にどの企業の選考を受けているのか」と聞かれた場合に、どのような回答をしたら良いか、一瞬困ってしまう場面もあるのでは無いでしょうか。
昨今の転職活動では複数の企業を受けていくのが主流になってますし、多くの企業は求職者がそのような状況にあることを理解しています。
しかしながら、堂々と他社の選考をそのまま伝えて良いかどうか迷うケースもしばしば見受けられます。
ここでは、他社選考について聞かれた際の回答方法について、解説していきたいと思います。
目次
企業が応募者に「他社選考」を確認する目的
まず、企業がどんな目的で応募者の他社選考を確認しているのか整理してみましょう。
1.選考スケジュールに調整が必要かどうかの確認
他の応募先の選考スケジュールが自社と比較して先に進んでいる場合、その応募者を採用したいと思った時には時すでに遅し、、そんなケースを未然に防ぎたい目的がまず考えられます。
他社選考が大きく進んでいることが確認できた場合、企業側としては選考の間の間隔を極力短いスパンで調整したり、二次面接と最終面接を同時に行うなどの対策をとることがあります。
2.志向性の確認
自社以外にどのような企業の選考を受けているかを確認することで、応募者の転職軸や志向性を確認したい目的も考えられます。
特に、複数事業を展開している会社では応募者の志向性によっては、元々選考していたポジションではなく別ポジションでの選考を提案するなど、より応募者にマッチしたポジションを模索するケースもあります。
3.競合を認識し今後の対策をする
IT/Web業界は特に人材獲得競争が激しくなってきており、内定を出したとしても応募者が承諾してくれるとは限りません。
あらかじめ並行して選考が進んでいる他社情報を把握しておくことで、自社が他社と比較してどのような点において優れているのかを応募者に伝える準備することができます。
社名も伝えるべきか否か
では、いざ他の応募先を聞かれた際に、社名まで伝えるべきかどうかという点についてです。
結論としては、社名については伏せて伝えても、そのまま伝えてもどちらでも大丈夫です。
上の項目で企業側が他社選考を聞くことの目的について触れましたが、社名を伏せずにそのまま伝えることのメリットはありそうですが、明らかなデメリットは特にはなさそうです。
一方で、どの企業を受けているのかはパーソナルな情報でもありますし、伝えたくない場合は伏せても問題ありません。
それによりマイナス評価を受ける可能性は低いと言って良いでしょう。
社名を伏せる場合の伝え方
社名を伏せてお伝えする場合は、以下のように概要をお伝えすることがおすすめです。
例)
- HR系BtoBサービス展開の上場企業 UI/UXデザイナーポジション
- 女性向け商材をD2Cで展開する未上場企業 CRMポジション
- 制作会社のディレクターポジションを何社か
このような形でオブラートに包んで概要を伝えるだけでも、多くの企業は納得してもらえます。
他社選考を伝える際に注意するポイント
内定に近いフェーズの応募状況がある場合
内定に違いフェーズがある場合は優先してお伝えすることをおすすめします。
多くの場合は「内定承諾期限」が設定される為、この期限内に他の選考が間に合わない場合は他社の結果や条件を見ることなく転職活動を終了させなければいけなくなる可能性があります。
※内定承諾期限の延長を依頼したい場合はこちらの記事をご参考ください。
幅広い職種に応募している場合
転職活動という機会を通じて、思いきったキャリアチェンジを検討する方もいると思います。転職という手段を通じてでしか、中々そういったキャリアチェンジの機会は訪れない為、これまでのキャリアに捉われず様々な業界や企業を受けてみることは大変良いことだと思います。
一方で、今回応募している職種と一見関連性が薄い企業や、転職軸とは乖離するポジションを受けている場合は、伝え方に注意が必要です。
企業によっては「転職理由と応募先企業の一貫性」を重視することもあり、それをそのまま「その人自身の一貫性」ひいては「入社後の定着性」にまで結びつけて捉えるケースもあります。
企業に予め転職軸を伝えている場合で、その軸とは一見関係性がなさそうな応募先がある場合は、
- 「このような機会を通じて〇〇の可能性も自分の中で模索しており、このような企業もあえて受験しています」
といったような形で前置きをしながらお伝えすると良いでしょう。
場合によっては、「それならば弊社にこのようなポジションもある」といった提案や、「入社後の社内キャリアパスとしてこのようなものがある」といった情報が得られる可能性も考えられます。
応募している社数が多い場合
エージェントによっては数十社応募を促すエージェントも増えてきており、実際に応募先が10社、20社を超えてくるケースもあります。
それ自体は決して悪いことではありませんが、企業にそのままお伝えしてしまうと
- 「決まればどこでも良いのかもしれない」
- 「自身のキャリアについて考察が薄いかもしれない」
というマイナス印象になる可能性もあります。
こちらも前項目と同様、前置きや事情、背景をお伝えすることをおすすめします。
最後に
以上、「ホカにドコを受けてますか?」と聞かれた場合の対応方法や注意するポイントについて記載しました。
ちなみに、当コラムを運営している「HOKADOKO(ホカドコ)」では、他社選考を元に企業やエージェントから相性の良い求人の提案が届くことで、「転職活動のもったいないを減らす」ことをコンセプトにしています。
ホカにドコを受けているかを前提に企業とコミュニケーションをとることができますので、他社選考がすでにある方は、ぜひこちらもご活用いただけたら幸いです!

HOKADOKO運営チームの編集部です。IT/Web領域の転職支援事業やHOKADOKOを通じたサービス提供をしていく上で得た転職活動にまつわるノウハウをお伝えしています。
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