【選考辞退】転職活動で応募先や内定先を円満に辞退する方法

編集部
  • 投稿 2023.09.15
  • 更新 2023.09.15
選考に関する連絡

転職活動を進めていく中で、どうしても自分の将来キャリアのイメージや価値観、社風が合わない等、様々な理由で「面接辞退」や「内定辞退」を申し込む場面も出てくるかと思います。

企業側が前向きに検討してくれている場合、申し出るまでに遠慮してしまうこともあるのではないでしょうか。

ここでは、転職活動において応募先や内定先を円満に辞退する方法について解説していきたいと思います。

「面接」を辞退する場合

企業に対して連絡する

企業が応募者を選考し選別する権利があるのと同様に、応募者も選考を進めるかどうかを選ぶ権利は当然あります。

しかしながら、辞退するからといって雑と見られるような対応をしてしまうと良くありません。人事担当者や面接官も業界内での横の繋がりも多く、実は狭い業界であることも多いため「印象管理」は大事な観点となります。

「大変光栄に思いますが、今回は熟慮の結果、別の機会を優先させていただきます。」
「私も現職との兼ね合いで転職活動にかけられる時間も限られており、大変心苦しいですがご理解いただけたら幸いです」
「頂戴しました選考合格の結果には、大変感謝しております。」

このような丁寧な言葉遣いをすることで、相手方の納得と、ご自身の印象管理の双方を意識する必要があります。

辞退する際の注意点

面接日当日の辞退は極力避ける

企業側の面接官も他の予定を入れずに面接の為の時間を確保しているため、当日のキャンセルとなると、「それだったら他の予定を入れられたのに!」というマイナスの印象が強く残ってしまいます。

また、昨今においては応募者の情報は各社が利用する採用管理システム=通称ATS(Applicant Tracking System)に保管されているケースも多くあります。

これには数年に渡り、応募者の情報や辞退の理由が記録されており、仮に将来に何かの縁があり再び応募をした際に、「当日キャンセル」という履歴が残っていることはマイナスの印象にもなり得ます。

前日以前であれば、まだぎりぎり「事前連絡あり」の辞退ですが、当日辞退の場合、会社によっては社会人としての適性を疑問視されることがあり得るのが実情です。

もちろん、急を要する事情で仕方ない場合もありますが、直前の面接辞退となる場合、できれば遅くとも前日(できれば数日前)に辞退の申し出をすることをおすすめします。

「内定」を辞退する場合

複数の企業リスト

内定の場合は面接とは違い、期限ギリギリまで悩んだ上で辞退を伝える形で問題ありません。

内定獲得フェーズまで進む候補者はそれ以前のフェーズの候補者と比べて少なく、企業側も記憶や印象に強く残っていることもあります。

面接辞退の際同様、言葉遣いについては上記パートで記載したように丁寧な言葉を選ぶように心がけましょう。

内定の承諾期間を延長してほしい場合

混乱した印象

内定辞退をする理由のひとつに、「他の選考との足並みが揃わない」という場面もあると思います。例えば、第一志望の最終面接がまだ残っているが、第二希望の企業から先に内定が出てその回答期限が迫っている場合などです。

以下の記事では、そんな場面で内定承諾期限の延長を依頼する方法を詳しく解説しています。

内定承諾期限については、手順を踏んで丁寧に申請をすれば認めてもらえるケースも多くありますので、是非こちらも参考にしてみていただけたらと思います。

最後に

以上、選考辞退、内定辞退をしたい場合の対応方法について解説をしてきました。

特にIT/Web業界は横の繋がりも多く、思っている以上に狭い業界ですので選考辞退、内定辞退の際には「印象管理」の点も非常に重要になってきます。是非参考にしていただけたら幸いです。

編集部

HOKADOKO運営チームの編集部です。IT/Web領域の転職支援事業やHOKADOKOを通じたサービス提供をしていく上で得た転職活動にまつわるノウハウをお伝えしています。

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